「坩堝」

ガラス独特の造化の妙を
深い味わいをたたえた色彩を
ただひたすら
探しつづけて百十余年−
そして今もなお
美しきものの創造にかける
情熱と意欲が
さらに新しい息吹を求めて
激しく燃えひろがる

ガラスの起源は
紀元前25世紀ごろより

文化や時代によってガラスは形を変え、私たちの生活に身近なものとして寄り添ってきました。紀元前1世紀ごろには現在のシリア付近で「吹きガラス技法」が発明されました。現在のガラスびん製造の基本方式は1885年ごろからおこなわれています。

1500℃の火を操り、
美しいガラスびんを作る

窯は一度火を入れるとガラスが熔けた状態を維持するため昼夜休みなく燃やし続けます。「窯焚き」と呼ばれる熔融職人が一年中火を絶やすことなく守り続けます。それにより高温の火をくぐりぬけた美しいガラスの素地が出来上がります。

天然の素材を原料とするガラス

ガラスびんは自然界に存在する天然素材から作られています。繰り返し再生でき“自然との共生”が可能です。熔かすことで何度でも生まれ変わることができ、品質が劣化することもなく、永続的に使用することができる地球環境にやさしい不思議な素材です。

お知らせ

びんの製造工程

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